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華麗なる一族 リンク集

万俵鉄平 (34) - 木村拓哉 本ドラマでの主人公。万俵大介の長男で、大介がオーナーを務める万俵財閥の主力企業、阪神特殊製鋼(以下、社と記す)専務。血液型はB型(物語の当初はA型とされている。戦時中の血液検査のあいまいさが物語のモチーフの一つとなって影響する[1])。一族の出身である慶應義塾大学への進学を望んだ父の意向に、その反骨心から東京大学工学部冶金学科(現・マテリアル工学科)に進み、卒業後はマサチューセッツ工科大学へ留学した経験も持つ技術者でもある。7年前(1960年の設定)、鶴田芙佐子と交際していた。芙佐子が自分の前から姿を消した後、元通産大臣で有力代議士の大川一郎の長女・早苗と結婚した。父と高須相子による閨閥結婚ではあったが、早苗との間に長男・太郎を設けるなど円満な関係を築いている。 理想と情熱を合わせ持ち、仕事にかける志は高い。社の将来を考え、巨額の予算が必要となる高炉の建設を計画する。しかし高炉の突貫工事は死傷者を出す爆発事故を発生させてしまい、社は倒産する(会社更生法適用)。父・大介は祖父・敬介に似すぎている鉄平を快く思っておらず(経緯があり大介は鉄平を先代敬介と妻:寧子のあいだの不義の子と思い込んでいる)、大介に愛されていないと感じていた。また志乃が生前に残した手紙から祖父・敬介が父親であること、芙佐子は自分の妹であることを知る(実際には、敬介の勘違いであったが、このことが鉄平の運命に大きな影を落とす)。 その後、大同銀行を陥れるために見せ掛け融資を行い阪神特殊製鋼を倒産に追い込んだ父を告訴するため、妻子と共に万俵家を出て裁判に挑むが、阪神特殊製鋼の管財人となった帝国製鉄の和島所長により提訴を取り下げられ専務を解任される。絶望した鉄平は、無謀な突貫工事で阪神特殊製鋼を倒産させたことに責任を感じ、早苗宛の遺書に「せめて愛して欲しかった」と大介への想いを記し兵庫県・丹波篠山にて祖父・敬介から譲り受けた猟銃を使って自殺を遂げた。死因は脳挫傷だった。この時の死亡診断書記載の血液型によって万俵大介の実子であることが判明した。

* 万俵家の三女・万俵三子、万俵鉄平・早苗夫妻の子どもで長女の京子、三雲祥一大同銀行頭取の娘・三雲志保、美馬中・一子夫妻の子どもで次男の潤はドラマには登場しない。 * 万俵銀平とかつて恋仲だった小森章子とのエピソードは今回のドラマでは無くなっているが、その代わり鉄平が主役に置き換えられた為か、原作には無い鉄平と鶴田芙佐子が過去に交際していたというエピソードが新たに加わっている。 * 一之瀬工場長の息子である一之瀬四々彦は原作では、名前の通り四番目に出来た子どもで四男という設定になっているが、本ドラマでは一人っ子という設定になっている。 * 「つる乃屋」の老女将の鶴田志乃が万俵家先代・万俵敬介の愛妾だったということを、原作では鉄平はもちろん大介も知っているが、ドラマでは鉄平は知らないことになっている。原作では「つる乃屋」で鉄平は時折、「スカッと遊んで性処理をしたり」と言う描写があり、敬介も同じように遊んでいたのである。しかし、本ドラマでは鉄平と大介の父子の葛藤と、鉄平と早苗の真実の愛を貫くというテーマもあり、こういう描写は無くなっている。また、鶴田志乃は敬介が初孫である鉄平を一番かわいがっていたことを知っており、鉄平のことを原作では「ぼんぼん」と呼んでおり、ずっと関西弁を話している。 * 本ドラマでは鶴田志乃が末期に鉄平へ手紙を書き「鉄平は敬介の子ではないか」と直接的な疑念を表現し、鉄平が大介に対して家族全員の前で「自分は母と祖父の子供ではないか?」と追求することで視聴者に親子の葛藤が理解しやすくなっている。原作では泥酔した鉄平が芙佐子と関係を持とうとした際、芙佐子に「自分は敬介と志乃の娘である」と告白されるという、「では自分と君は叔母・甥の関係か?」との鉄平の問いに、「それならまだしも、あなたと私は……」と芙佐子に絶句され、あくまでも間接的な示唆に留まっている。また鉄平の出生に関して、本ドラマでは大介が鉄平に対して自らの苦悩を直接的に吐露する場面があるが、原作では最後まで「鉄平は自分の子供である」と頑なに言い張り、親子の苦悩は最後まで交わらず、また表面化することが無い。 * 本ドラマで阪神特殊製鋼の沖仲仕で登場する「荒武玄」は、原作では阪神銀行の預金獲得競争を担当する営業担当常務である。 * 大介と相子が仕掛ける二子の縁談相手が原作では、佐橋総理夫人の縁戚に当たる甥という設定の為、姓が違う「細川一也」となっているが、本ドラマでは「佐橋和也」と変更されている。

* 撮影場所は東京都・大阪府大阪市・宮城県仙台市・千葉県君津市(帝国製鉄尼崎製鐵所のシーン)・静岡市清水区(万俵邸のシーン)・神奈川県平塚市(巨大倉庫を臨時のスタジオとして使用)・北海道富良野市(雪国のシーン)・などと広範囲に渡っている他、1960年代の街並みを出すために、中国・上海、台湾台北(台湾銀行本行ビル、阪神銀行本店ロビーのシーン)ロケも行っている。 * 第2話で鉄平が東海道新幹線で東京から大阪に戻るシーンの撮影は、大阪の交通科学博物館に展示されている0系電車の車内で行われた(乗客はエキストラで集められた)。 * ドラマのロケ地は先に述べた交通科学博物館や上海の他、新日本製鐵君津製鐵所(千葉県君津市)、志摩観光ホテル(三重県志摩市)、ホテルニューグランド(横浜市中区)、日本平ホテル(静岡市清水区)、大阪府庁、名古屋市役所など。 * 万俵家の庭は静岡市清水区の日本平ホテル内庭園にて撮影されたが、庭から一望できる「神戸の夜景」は、ロケ地のホテルから見える清水区の風景である。ただし一部、現代の建造物や実際には清水市街及び清水港越しに見える富士山などを画像処理により消し去っているほか、清水港の袖師埠頭周辺に「阪神特殊製鋼」の製鋼所をCGにて合成している。 * 阪神特殊製鋼のライバル、帝国製鐵尼崎製鐵所の外観・高炉シーンは、千葉県君津市の「新日本製鐵君津製鐵所」で撮影されているが、正門を万俵鉄平の乗った車が通過するシーンも実際の同製鐵所の正門を使用している。この際、実際には「新日本製鐵君津製鐵所」と一文字ずつ掲示されている社名銘板を、劇中名に張り替えているが、字数が合わないため、「帝国製鐵・尼崎製鐵所」とし、字数を合わせている。なお、帝国製鉄の社章は、この時同様に張り替えた新日鉄の社章板に合わせるためか、外形が新日鐵のものと同じ形にし、中を変えている。 * 第一話での荒地のシーンでは、上記君津製鐵所に近接した、千葉県木更津市の工業用地内でも撮影されている。ここは“木更津キャッツアイ”で有名になった“赤い橋”(中の島大橋)に近い場所である。 * このドラマと山崎製パンによるコラボレーションということで、『華麗ぱん(カレーぱん)中辛』というネーミングのカレーパンが、ドラマの開始日の2007年1 月14日に合わせて発売された。2007年3 月18日から甘口と辛口も発売。『華麗ぱん』は発売から2カ月余りで2000万個以上を販売する大ヒットとなった[4]。 * 日曜劇場のメインスポンサーにトヨタ自動車がある関係で劇中、1950年代-1960年代当時のトヨタ車が登場している。(クラウン、センチュリー(同リムジン)、マークII、ランドクルーザーFJ40)など。しかし、センチュリーは1982年から1996 年まで生産された先代後期型を使用している。 * 公式ページでのキャストの顔写真において、主演の木村拓哉は、トヨタ・クラウンの画像に差し替えられている。詳細はジャニーズ事務所の項を参照。 * 回の途中から、裏番組のフジテレビ系列(関西テレビ制作)で一社提供を続けていた花王が発掘!あるある大事典の放送打切後、スポンサーに加わった。 * 今作で万俵大介役を演じる北大路欣也は1974年に公開された劇場版で、同じく石橋・通産省重工業局長を演じる大和田伸也は1974年版テレビドラマで、共に一之瀬四々彦役で出演した経験がある。 * 大介役には、当初渡哲也を起用する方向でギリギリまで交渉していたらしいが、結局スケジュールに折り合いがつかなかったという経緯があったと、一部女性週刊誌で報道されている。 * また、重厚なストーリーをも重視する為、ナレーションも導入した。ナレーションには倍賞千恵子を起用。主演の木村自身もモノローグの形でナレーションを担当。二人は、ハウルの動く城で主役を演じている。 * 今作では、エンディングで流れる音楽と映像に次回予告を流す手法を取り入れている。これは、主題歌が設定されていない為の措置である。 * 神戸市を始めとして近畿地方を主な舞台にした物語であるが、劇中ではいわゆる標準語での会話が多用されるようである。原作の小説『華麗なる一族』中でも、同作者の『白い巨塔』などと同様、関西弁はほとんど出てきておらず(荒武玄や鉄平宅の使用人などごく少数)、標準語が使われている。そのため、普段は関西弁を話す笑福亭鶴瓶や板東英二、白夜行での刑事役では神戸弁を使用していた武田鉄矢、さらにはいずれも関西出身の北大路欣也、相武紗季、吹石一恵らも標準語で演じている。 * 黄金の錦鯉「将軍」は、2003年10月に三菱重工の100%子会社である菱明技研(現MHIソリューションテクノロジーズ)が”エンターテイメント魚ロボット”シリーズの3号作品として開発したもので、翌年1月より同社では魚ロボットレンタル事業(「将軍」の性能詳細)を行っている。同シリーズでは金鯱が愛知万博に出品されている。なお石丸彰彦プロデューサーによると、「小道具ではなくキャスト扱い。木村さんたちも一目おいていました」とのこと。だが放送時はあまりのつくりもの臭さに視聴者の不評を買っていた。 * 2月25日放送分で小道具として使われた架空の新聞、「西日新聞」(実在する福岡県のブロック紙・西日本新聞とは無関係)に『公明党も「非武装中立」』という実在の政党名を利用した見出しがあった。 * このドラマは、TBSのみならずJNN各局も力を入れており、中でも放送局がこのドラマの番宣CMを製作し放映するケースも見られた(北海道放送・毎日放送などで製作・放映された)。 * SMAPの中居正広が司会を務める「中居正広の金曜日のスマたちへ」では、一時期、放送開始の冒頭のアニメをこのドラマの1シーンとして使用され、さらに最終回の2日前のエンディングでわざわざ宣伝をしたこともあった。 * 最終回放送前夜に、他局であるテレビ朝日の番組「SmaSTATION」において木村拓哉が生出演し、司会の香取慎吾からインタビューを受けた。放送では今回の「華麗なる一族」についてのインタビューのほか、本放送の映像を使ったドラマストーリー紹介や、原作のモデルとされた企業や歴史的背景のリポート、原作者である山崎豊子から木村拓哉へのメッセージまで流すという、ほとんどこのドラマの番宣という内容であった。また、木村はこの番組の中で「今だから笑って言えるけれど、逃げたかった」と話している。 * このドラマの2年半後に放送された佐藤浩市主演の「官僚たちの夏」は時代背景が高度経済成長期で、脚本が橋本であり、吹石、西村、北大路等、このドラマに出演した数名のキャストが何人か出演しているなど共通点が多い。また、北大路は「官僚たちの夏」でも主人公と対立する役どころとなっている。 * 今まで映像化された作品で、三雲頭取の娘・志保が原作通りには登場しないのは本作品だけである。

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